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PocketPC版 FreeMind

PocketPC版 FreeMind (調査・実践レポート)

pocketPC_GNU

フリーのツール FreeMindを使用したマインドマップの紹介記事 を掲載したが、PocketPC用にプログラムが移植されている。
今回は、PocketPC版を使用したときの動作状態と機能について説明したい。

初回リリースが2006年にVer0.1が登場している。
今回はProject News Pocket Freemind version 0.5 has been released! 2008-06-09 を使用することにした。

対応環境は、OSがWinCE、開発言語はC#である。 しかし、User Interface : Handheld/Mobile/PDA, .NET/Mono であり、CompactFrameworkを使用するマイクロソフトの通常の開発環境 とは異なり、ライセンスはGNUである。完全にフリーに徹した心構えを感じる。個人的にはこんなソフトは大好きである。


マインドマップ用としてQVGA,VGA程度の画面で使い物になるのだろうか?

Freemind マインドマップは、アイデアプロセッサーとしての機能として知られているソフトである。
アイデアを中心に書きとめそこから放射状に図を描いていく。

PocketPC版のPocketFreeMindはどうだろうか?
QVGA,あるいはVGA画面でどこまで操作ができるか?
画面の作業領域が生命線のこのソフト。 制約が大きいものへのチャレンジに心意気を感じながらインストールと起動を行った。

起動してみてわかることだが、左上段に中心項目を設定して下段・右方向に展開していく階層リスト対応となっていた。

使い方は、簡単。FreeMindのメニュー構成と大して変わらない。
ためしに、WindowsMobile活用というキーワードを設定して日本語入力を試みた。


QVGAでも実用性十分。快適な日本語入力環境が整っていれば、すごく楽しい!

Freemindこの手のソフトにありがちな、日本語の使用についての問題点は特になかった。
今回の環境はiPAQ212 日本語SIPにはJapanist for PocketPCを使用している。

入力に際して感じたことは、頭の回転にあわせて、通常の手帳の殴り書きのように次から次へと箇条書きするに違いないと。
標準の手書き入力では当然変換効率の点から不利である。
私の評価では、日本語入力 日本語入力ソフトウェア Japanistについては、認識率の高さと、予測変換など入力については 及第点を与えている。メモ書き程度にドンドン入力できる。


痛快!階層化も可能。アイデアを箇条書きで書き留めていく。

Freemind

思いつくままにドンドン記入してみた
テキスト用の入力は専用ボックスがあり、訂正も楽にできる。ここまで記入するのに特にストレスなく実行できている。

マインドマップの効果は、書いているうちにアイデアが次から次へとわいてくる。階層化をすることでますます加速してくる。 何度も経験していることだが、暇なときにじっくりと書き出したらとまらなくなりそうだ。

 

このソフトは手書き入力が基本となる。
書き留めていくためには日本語入力になれる必要がある。ATOK,Japanistなど 標準以外の入力環境は快適だが、WindowsMobile上で使うとなると、バージョンにあった設定を余儀なくされる。
この辺に リスクがあるのだが、有用でかつ実用も高いことを報告したいと思っている。


階層化とアイコン配置について

Freemind

図を見ていただければわかるとおり、下段のNodeメニューを選択するとCreate Child(子ノード) Create Sibling(兄弟ノード)、ノードの移動のためのCut、Delete、Moveが表示される。

このNodeのメニューで項目を自由な階層に配置することが可能となる。階層を整理することでますますアイデアと重要度が実感できるのは、 PC版のFreeMindの場合と同様である。

Freemind

階層が決定すれば、アイコンを配置する。 アイコンはPC版のアイコンと同様のものが用意されている。(約30種類)
PC版で経験しているヒトにとっては使い方に迷うことはないだろう。ただし、PC版と違って 1つの項目に対して、複数のアイコンを同時に配置することができなかった。また、雲の表記、関連などもサポートされていない。

雲の色分けや関連の矢印表記は、マインドマップの最終仕上げの部分なのでこの点が省略されているのは、PocketPCの狭い画面の制約から 来るものだろう。ただし、フォントに対する色づけは可能なので、アイコンとフォント色で見やすい表示は可能だ。


PocketFreeMindの位置づけは、アイデアプロセッサー。

Freemind作成されたマインドマップを示してみた。 階層化、色づけ、アイコン化がされて整理されている。

FreeMindの雲や関連を示す矢印などはサポートされていないにしても、自分の考えを 整理して、系統立てたり、次から次へと自由に箇条書きで、項目をあげていくのに十分役に立つソフトである。

空き時間で、フリーキーワードで 綴っていく言葉遊びや、問題点の整理などには十分な機能である。


PocketFreeMindの実際の使用感と感想

プロジェクトメンバー間でデータを回覧することで、アイデアを交換が可能。

手書きの手帳・手書きのスケッチではできない使い方が考えられる。
データは保存されるので、数日たって再度見直しをかけることも可能。また データをほかの人たちへ(bluetooth経由などで)送付して、 意見交換や修正などを行い、フィードバックしていくことで内容を高めていく。

自分が書いた手書きのペーパーを、メンバー間で回覧するのと一風異なった、情報交換が可能となる。 まさに、モバイル&デジタルならでは、情報共有、コラボレーションになるだろう。

モバイルだから、情報交換でアイデアを高めていける。

マインドマップについては、FreeMindを使ったマインドマップ実践を紹介しているので参考にしてほしい 先に、PC版でお試しいただいていると、このソフトの存在意義が十分理解されると思います。アイデアプロセッサーとしてこのPocketFreeMindをとらえるならば 階層化リスト以上の機能は必要ないともいえるでしょう。出張・移動などで空き時間ができたとき、商談内容やアイデア考えるとき、自分の目標や課題を自由に 書きとめて整理する有意義なツールです。PocketPCだからこそ、ポケットから簡単に取り出せ、すぐに書き留めることができる。この点を十分認識して活用したい。 非常に良いツールと考えています。お勧めします。


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